アメリカのセルフストレージ施設視察報告
押入れ産業のレンタル収納スペース事業をよりお客様に喜んでいただくサービスにすべく、9月にセルフストレージ先進国アメリカに研修視察に行ってきました!
日本よりセルフストレージ市場が確立されているため、日本で展開されていないビジネスモデルや最新のサービスが数多くあります。
訪問先は、ラスベガス、サンフランシスコ、ロサンゼルス。有意義な視察となりました。視察内容を少し紹介します。
◆ラスベガス視察 「SSA 2018 Fall Conference & Trade Show」参加
SSA(Self Storage Association)セルフストレージ協会は、1975年に設立された非営利・非課税法人です。
以来38年以上にわたり、公式な業界団体として米国および世界のトランクルーム業界の声を代弁してきました。
SSAは、同業界が有する46,500カ所のトランクルーム施設を代表する登録ロビー団体です。
2018フォールカンファレンス&トレードショーはセルフストレージに関わる運営会社やサプライヤー等が出展しているイベント。
会場内では、セルフストレージ専門の不動産投資セミナーが開催されており、多くの関係者が熱心に話を聞かれていました。
最新のシステムやセキュリティについて勉強しました。
◆サンフランシスコにて City Storage of Sanfranciscoを見学
ストレージプロは5つの州で57店舗を展開しているセルフストレージ施設です。
ダウンタウンに近い、築古マンションが所狭しと建並ぶエリアに位置しています。
通常、郊外から借りに来る人が多いが、こちらの店舗ではマンション居住者が借りる方が多く、日本の収納事情に似ています。
天井が格子状になっているのは、上から覗き、収納が不足していそうなユーザーには大きい部屋を提案しているそうです。
◆ロサンゼルス視察 San Fernando Roadを見学
パブリックストレージは、1972年創業、アメリカに2500施設、ヨーロッパに300施設を展開しておりストレージ業界では世界最大のセルフストレージ会社です。
アメリカでは、ほぼすべての州で店舗を展開しています。
アメリカは車社会のため、戦略的にハイウェイから見えるようファザードを設けているのが大きな特徴です。初月のみ1ドルで利用できるようにするなど、お客様が利用しやすいサービスを展開しています。。
日本ではチラシ等の紙媒体が多いが、販促はGoogle広告。店舗は、バリアフリーに設計されており、車イスなどの障害者にも利用しやすい専用のユニットがあります。
参考になる事例を多々紹介いただきました。
今回の視察にあたり多くの関係者の方にご協力いただきました。
レンタル収納スペース推進協議会吉田専務理事、ユニバーサルストレージのM. Anne Ballard様
本当にありがとうございました。
押入れ産業はお客様に満足いただくサービスを次々展開していきますので期待してくださいね。